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ファクトシート

天然の通気性を備えたウール


生来通気性に優れているウール繊維。ウール繊維は大量の水蒸気を吸収して放出することができるため、ウール製の衣類はその他の繊維で作られた衣類に比べてさらっと快適だ。

合成繊維と違って生きた繊維であるウールは体温の変化に反応し、着用者を快適に保つ。つまりウール製の衣類は全ての一般的な衣料の中でもっとも通気性に優れているものの一つなのだ。ウールがアクティブウェアに適しているもう一つの重要な理由は、ウールが持つ天然の防臭性だ。

効果的な湿度&温度管理

ウールは運動の最中も温度や湿度レベルの変化から身体を守ってくれる。運動は身体の代謝率や体温を上昇させ、身体は深部体温を維持するために放熱メカニズムを起動させて反応する。北極でのスキーから砂漠でのランニングまで、身体活動はさまざまな環境条件において起こり得る。着用する衣類の種類は、運動のパフォーマンスや身体の健康に大きな影響を持つのだ。

Moisture uptake of wool and other common apparel fibres. 

ウールの天然のクリンプ(縮れ)が優れた断熱性をもたらす

ウール繊維の天然の3D のクリンプ(縮れ)がエアポケットをつくり、身体を寒い環境から守り、暖かく保つ。ウールはドライな衣服内気候を維持し、着用者を暖かくさらっと快適に保ってくれる。

ウールは運動後の冷えを軽減する

ウールは皮膚の冷却速度を低下させ、不快であり危険ともなり得る運動後の冷えを軽減する。非常に寒い状態で運動を止めた場合、合成繊維の衣類を着用している運動者は、ウール衣類を着用している場合に比べて3倍もの冷えを感じる。これはウール繊維がその構造内に水蒸気を閉じ込めゆっくり放出することで、より高い皮膚温度を保ち、冷却速度を緩めるためだ。

多くの合成繊維と異なり、ウールは吸湿性だ。ウールは他の一般的な衣料向け繊維に比べ、はるかに効果的に周囲環境から水蒸気を吸収する。ウールは湿り気を感じ、皮膚にくっつく前に、乾燥自重の35%まで水蒸気を吸収することができる。ウールは水蒸気吸収時に熱を放出し、寒く湿った環境でも着用者を暖かくドライに保つ。1㎏の乾燥したウールは、電気毛布を8時間使用した場合と同量の熱を放出することができる。

ウール中わたのジャケットは、ポリエステル中わたのジャケットに比べて胴体の皮膚の衣服内気候をドライに(左)そして暖かく(右)保つ。これは摂氏5℃ / 相対湿度85% の寒く湿った環境で試験された。

ウールは暑く乾燥した環境でも涼しく保つ

ウールは皮膚からより多くの熱を放出するため、暖かい環境ではウールは合成繊維に比べて2倍涼しく感じる。ウールは皮膚の水蒸気を吸収して蒸発させるため、暑く乾燥した状態では着用者を涼しく保つ。ウールはポリエステルに比べて摂氏4℃の低下に等しい25%以上の湿度を身体から放出することができる。

防臭効果

ウールの衣類やテキスタイルはウール独自の特質により、天然の防臭効果を備えている。ウールの複雑な化学構造が繊維内ににおいを吸収し、洗濯時まで閉じ込める。

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